2020年2月25日
香りは、植物が作りだす香りは、紀元前より様々な形で私たちの暮らしに役立ってきました。
中世のヨーロッパでは、黒死病と言われるペストの流行の際には、ローズマリーなどの芳香物質を焚いて病室を消毒していたそうです。
わけもわかならい新しいウイルスの流行に、何が効くかも必要かもわからないときに、香りは私たちに安らぎとともに、健康を守るという手段と選択肢を与えてくれています。
香水の街グラース地方では、なぜかペストが流行らなかったりしたそうです。
ただ、ワクチンの開発を待つだけでなく、マスクの供給を待つだけでなく、お部屋にラベンダー・ロースマリー・レモン精油で、空気の浄化をして、ついでにリフレッシュしたりして時を過ごしてみることをお勧めします。
もっと言うなら、世の中のすべての公共機関で、香りを焚いて欲しい、と思っています。
西洋医学に頼るだけではなく、原点に戻り、香りのすばらしさに注目してほしい、と願っています。
現状の穴だらけの感染症対策に身をさらすくらいなら、ハーブの力も使ってたくさんの人の健康に役立てて欲しいと思っています。
精油は、抗生物質とは違ったメカニズムで作用してくれます。
精油は、細菌などの増殖を起こりにくくするように感染環境に作用し、免疫系に働きかけ、身体が再感染に対して、抵抗できるよう働いてくれます。
自然療法という位置づけのアロマテラピーをぜひ上手に暮らしに取り入れて、皆が元気にこの時期をやり過ごしてほしいと願っています。